韓国鉄道旅行(3)

韓国2日目の12月2日(火)はソウルの東横インで目覚める。ホテルの朝食は日本と同じおにぎり等以外にキンパッ(海苔巻き)やキムチなどの食べ物も置いてあるのが韓国らしくて良い。

地下鉄を乗り継いで清涼里(チョンニャンニ)駅へ。ここは韓国北東部方面の列車が発着する始発駅であり、さしずめ上野駅のような位置づけである。ソウル同様近代的で大きな駅であるが、少し人が少ないようにも思われる。

韓国では地下鉄や近郊列車には改札口があるが、長距離列車に乗る場合は改札がない。ホームに降りる階段付近にタスキをかけた案内係がいて乗客に案内している。なお車内検札については車掌が車内をまわっているものの、発売済みの席にすわっている人には声をかけない。結局韓国にいた5日間、地下鉄以外では改札も検札もなかった。

9時10分発のムグンファ号は機関車に牽引された客車6両編成で4号車はカフェカーである。60 %くらいの乗車率。ムグンファ号は日本の急行列車に相当するものであるが、韓国では長距離の普通列車がなくなってしまったので普通列車の役割も果たしている。終点の正東津(チョンドンジン)まで5時間あまりかかる。

10分ほどでソウル市街を抜けると山あいに入る。トンネルも多い。木々は冬枯れている。稲を刈り取ったあとに氷が張っている。日本の東北あたりの冬景色を思わせる。

11時07分に堤川 (チェチョン)着。ここで中央線と別れて太白線に入る。ますます山が近づいてくる。雪が少し積もっている。谷底に線路を見下ろしてミンドゥンサン駅に12時32分着。約12分遅れている。この駅から超ローカル線の旌善線が分岐しているが今回は時間がないので乗らない。次回はぜひ乗りたいと思う。

カフェカーから弁当を売りに車内販売が来たが、車窓風景を見ていたいので弁当はパスした。韓国の鉄道は山の景色がなかなか良いと思う。

13時15分の東柏山(トンベクサン) から嶺東線に入る。東柏山駅を出ると長いトンネルに入る。2年前までは3段スイッチバックがあったのだが、今は新線に切り替わり長いループトンネルになっている。ループといってもすべてトンネル内なので景色は見えない。ループしているのかどうかもよくわからない。それでアイフォンのアプリの方位磁石を起動してずっと見ていた。すると10分以上かけてゆっくりと方位磁石が1周したので、ループであることが証明された。別に証明する必要はないのだが、鉄道ファンの習性である。

ループトンネルを抜けると道渓(トゲ)。ここから川に沿って下って行く。川の水が清んでいてきれいだ。14時12分に東海(ドンヘ)を出ると右手に日本海(韓国名は東海)が広がる。今日は天気が良いので青い海がきれいだ。海岸線には鉄条網が続いている。北朝鮮からの密入国防止のためである。

12分遅れのまま14時39分に終点の正東津(チョンドンジン)に着いた。この先江陵(カンヌン)までは工事中で列車が走っていない。

正東津のホームの前には日本海が広がっている。世界一海に近い駅としてギネスブックに登録されている。しかしホームと海の間には砂浜があるので世界一近いとも思えない。鶴見線の海芝浦の方がよっぽど海に近い。ここは観光地だけあって海をバックに記念撮影する観光客も少なからずいる。しかし風が強くて寒い。

写真は正東津駅に停まるムグンファ号(2014年12月2日撮影)。

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ホームの向こうに海(2014年12月2日撮影)。

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