新交響楽団第248回演奏会

本日2020年1月19日(日)14時から東京芸術劇場で新交響楽団の第248回演奏会があった。前回に続いてクラシック音楽情報誌「ぶらあぼ」の読者招待で招待券2枚当選したので家内と聴きに行ってきた。

今回の曲目はモーツァルトの歌劇「魔笛」序曲、ハイドンの交響曲第104番「ロンドン」、チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」という名曲プログラムである。指揮は重鎮・飯守泰次郎氏。

最初にモーツァルトの歌劇「魔笛」序曲。飯守氏は登場時に少し足を引きずって歩いてきた。氏も79才になって健康面に問題があるのだろうか。心配なことである。

私が飯守氏の指揮を初めて聴いたのは1984年9月で、二期会オペラ公演のモーツァルトの歌劇「コシファントゥッテ」であった。その次には1985年2月に読売日本交響楽団の演奏会でベートーヴェンの交響曲第7番を聴いた。それから35年も経っているのだ。

続いてハイドンの交響曲第104番「ロンドン」。ハイドン最後の交響曲である。飯守氏の指揮はいかにもドイツ古典派そのもので、オーソドックスで手堅い。新交響楽団は弦セクションの音色がきれいで、思わず聴き惚れる。

休憩時間に指揮台上に椅子が運び込まれた。マエストロの足があまり良くないのだろう。心配だ。

休憩後、チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」。飯守氏の指揮はダイナミックで、第1楽章の最強音では3階席の後ろまでとどろき渡った。第2楽章は間奏曲のようにさりげなく、そして第3楽章は弱音から次第にクレッシェンドして最後に大きくはじけた。

間髪入れずに第4楽章。深い悲しみが歌われる。ここも弦セクションの音色がきれいな新交響楽団ならではの美しい音楽が奏でられた。飯守氏はほとんど立ったままで最後まで振り切った。終了後はブラボーの嵐。名演であった。

アンコールはなく、16時終演。新交響楽団は今回も極めて高いレベルの演奏を聴かせてくれた。飯守泰次郎氏の指揮はいつも安心して聴ける。また機会があればぜひ聴きに行きたい。

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