廃止間近の三江線(7)-粕淵、石見梁瀬、浜原駅

旅の2日目・2018年3月1日(木)のつづき。乙原(おんばら)駅で待っていると17時19分に37分遅れで三次行きの列車がやってきた。キハ120形気動車2両の石見神楽号である。昨日江津から田津まで乗った列車で、三次まで直通なので観光客が多く、50人くらいの客が乗っている。

17時36分の粕淵(かすぶち)で地元客、テツ一人とともに下車。1面1線のホームに観光案内所併設の新しい駅舎がある。駅ノートあり記入。

先ほど下車した列車は次の浜原駅で江津行きとすれ違う。その江津行きが17時44分には粕淵にやってきた。慌ただしく高校生2人と乗り込んだが、他に客は乗っていなかった。

17時57分の石見梁瀬(いわみやなぜ)で高校生一人とともに下車。32分遅れであるが、何とかぎりぎり日暮れ前に着くことができた。

これで江津寄りの駅は昨年訪問した千金、川平、明塚と合わせてすべて訪問できた。江津本町と竹にも再訪できた。あとは明日三次寄りの7駅に訪問すれば、三江線全駅訪問達成である。

さて石見梁瀬駅であるが、以前から列車で通過するたびに駅舎が気になっていた。ホーム側から駅舎に入る入口に木製の古い改札ラッチが残っているのが見えたからである。

ホームは1面2線だったのを駅舎側の線路を剥がして1面1線にしている。駅舎はこぢんまりとしたものだが、改札ラッチの木は古く擦り切れていて良い感じである。木製の引違戸もいかにも古そう。昔ながらの古い便所も風情がある。三江線の駅舎の中でここが一番気に入った。しかし駅ノートはなかった。

駅前には線路と並行する細い道路沿いに民家が並ぶ。駅前の商店はだいぶ前に閉店した雰囲気だ。次第に暮れゆく景色の中で、木造駅舎の雰囲気をたっぷり味わうことができた。

18時40分に28分遅れで浜原行きが来た。キハ120形気動車1両。高校生が多く、15人ほど乗っている。外はもう真っ暗で何も見えない。18時56分に終点の浜原(はまはら)着。

ここで三次行きに乗り換えるのだが、19時01発の三次行きはまだ来ていない。三次から来た列車がこの駅で折り返すのである。乗り継ぎ客は10人ばかりいたが、待合室で待っていると、三次から来る浜原行きは90分遅れで運転しているとのアナウンスあり。やれやれである。

隣で待っていたおじさんと話すと、大田市からJRで江津に出て三江線に乗るつもりであったが、山陰本線が強風で動かないためバスで石見川本に出て、石見川本から三江線に乗ってきたと言う。今日は強風の影響で皆苦労しているのだ。

20時10分に三次からの列車がキハ120形気動車1両で着いた。91分遅れ。5人ばかりが下りて江津行きに乗り継ぐ。折り返しの三次行きには11人乗り込んだ。20時16分に75分遅れで浜原を発車。

真っ暗な中を走り、21時50分に70分遅れで三次に着いた。徒歩10分のホテルアルファワン三次にチェックイン。この日はホテル内のレストランで夕食を食べるつもりであったが、列車が遅れたためラストオーダーに間に合わなかった。しようがないので近くのすきやで「さんま牛」の夕食とした。さんまの蒲焼きが乗った牛丼630円。

明日は三次5時38分発の始発列車に乗る。明日も早起きだ。しかしシャワーを浴びて寝たのは真夜中近くになっていた。何だか疲れた一日であった。

写真は粕淵駅に着いた石見神楽号(2018年3月1日撮影)。

画像


粕淵駅(2018年3月1日撮影)。

画像


ホーム側から見た石見梁瀬駅(2018年3月1日撮影)。

画像


古い木の改札ラッチ(2018年3月1日撮影)。

画像


石見梁瀬駅前(2018年3月1日撮影)。

画像


夜の浜原駅前にイルミネーション(2018年3月1日撮影)。

画像

"廃止間近の三江線(7)-粕淵、石見梁瀬、浜原駅" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント