カーペンターの交響曲第1番
NAXOSは廉価盤のCDレーベルであるが、他のレーベルにはない極めて珍しい曲をいくつもCDにして販売しており、珍しい曲の好きな私は大変重宝している。ジョン・オルデン・カーペンターの曲をおさめたこのCD(NAXOS;8.559065)もそのような1枚である。
彼の代表作である組曲「乳母車の冒険」とともに交響曲第1番と第2番が収められている。2曲の交響曲はいずれも世界初録音。演奏はマクローリン・ウィリアムスという人が指揮するウクライナ国立交響楽団で、1999年の録音。
最初に収録されている交響曲第1番は1914年に作曲されて、1940年に改作されたものらしいが、20世紀の音楽とは思えない、穏やかでロマンチックな音楽である。あまりに保守的過ぎてこれまで録音されてこなかったのだと思うが、曲そのものは美しいメロディがとても魅力的だ。こういう曲を発掘してくるのはさすがNAXOSである。
次に1914年作の組曲「乳母車の冒険」が収められているが、こちらは6曲からなる組曲で、いずれも親しみやすい曲ばかり並んでいる。特にゆっくりした曲でのメロディが美しい。
最後に1947年作の交響曲第2番。これは怪獣映画のようにおどろおどろしく始まるが、間もなく美しい旋律に切り替わって気持ちの良い音楽が続く。夢見るような第2楽章に続いて、冒険スペクタクル映画のような終楽章で締めくくる。
カーペンターはこれまでほとんど聴かなかったのだけれど、この1枚を聴くと保守的な音楽を作る作曲家であったということだろう。調性を保った音楽は私の好みに合っている。
クラシック音楽の有名作曲家にはその時代における革新的な曲を作った人が多い。保守的なあるいは通俗的な作風の作曲家はそれより低く見られて無視され勝ちであった。しかし革新的な曲よりも聴きやすくて魅力的なのが多くある。このブログでは有名でないけれど魅力的な曲を今後とも取り上げていきたいと思う。
彼の代表作である組曲「乳母車の冒険」とともに交響曲第1番と第2番が収められている。2曲の交響曲はいずれも世界初録音。演奏はマクローリン・ウィリアムスという人が指揮するウクライナ国立交響楽団で、1999年の録音。
最初に収録されている交響曲第1番は1914年に作曲されて、1940年に改作されたものらしいが、20世紀の音楽とは思えない、穏やかでロマンチックな音楽である。あまりに保守的過ぎてこれまで録音されてこなかったのだと思うが、曲そのものは美しいメロディがとても魅力的だ。こういう曲を発掘してくるのはさすがNAXOSである。
次に1914年作の組曲「乳母車の冒険」が収められているが、こちらは6曲からなる組曲で、いずれも親しみやすい曲ばかり並んでいる。特にゆっくりした曲でのメロディが美しい。
最後に1947年作の交響曲第2番。これは怪獣映画のようにおどろおどろしく始まるが、間もなく美しい旋律に切り替わって気持ちの良い音楽が続く。夢見るような第2楽章に続いて、冒険スペクタクル映画のような終楽章で締めくくる。
カーペンターはこれまでほとんど聴かなかったのだけれど、この1枚を聴くと保守的な音楽を作る作曲家であったということだろう。調性を保った音楽は私の好みに合っている。
クラシック音楽の有名作曲家にはその時代における革新的な曲を作った人が多い。保守的なあるいは通俗的な作風の作曲家はそれより低く見られて無視され勝ちであった。しかし革新的な曲よりも聴きやすくて魅力的なのが多くある。このブログでは有名でないけれど魅力的な曲を今後とも取り上げていきたいと思う。
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