南海と近鉄の秘境駅めぐり(7)-JR名松線・伊勢鎌倉駅

2021年11月7日(日)のつづき。一志(いちし)13時27分発の名松線・伊勢奥津(いせおきつ)行きに乗った。キハ11形気動車1両に私ひとり乗り込んで客は5人。

名松線に乗るのは3回目。1回目は学生時代の1978年12月。その後2009年の台風で家城(いえき)から先が不通となり、廃線がささやかれたが、2016年3月に復活したので2016年8月に乗りに行った。それ以来である。

列車は田園地帯を走り、次第に雲出川が近づいてくる。並行して流れる川が岩肌を見せるようになり、13時45分に家城。ここではすれ違いで14分停車し、タブレット交換される。家城駅はなかなか良い感じの木造駅舎がある。待ち時間の間に駅舎を写真に収めた。

家城を出るとさらに山に分け入る。雲出川は白くて丸い岩が川中にごろごろあって面白い。名松線は意外と車窓風景が良いのだ。14時13分の伊勢鎌倉で私ひとり下車。

伊勢鎌倉駅は片面ホームに簡素な待合室。線路の向こうに畑が広がり、100mほど先が川になる。

駅前には3軒の民家があり、そのうちの1軒は犬が鳴くので人が住んでいるとわかるが、もう1軒は住んでいるかどうか不明。さらにもう1軒は半ば朽ち果てた廃屋となっていた。

伊勢鎌倉駅では1時間14分の待ち時間がある。待合室に入ると駅ノートがあったので記入した。この駅には1999年10月から22年間にわたり、計6冊の駅ノートが置かれていた。駅ノート絵師によるイラストも多く描かれている。22年間もの駅ノートが保存されている駅は珍しい。静かな秘境駅でじっくり駅ノートを楽しませてもらった。

伊勢鎌倉15時27分発の松坂行きの客は10人ほど。16時14分の一志で下り、すぐ川合高岡駅に向かったが、16時16分発の電車は目の前を出ていってしまった。当然ではあるが、列車時刻に名松線からの乗継ぎは考慮されていないのである。

川合高岡駅の待合室で時間をつぶし、16時52分発の伊勢中川行き普通列車に乗った。16時57分伊勢中川着。17時01分発の名古屋行き急行に乗り継いだ。転換クロスシートの快適な車両。しかしすぐに日没となった。

18時23分近鉄名古屋着。なんだか人が多い。コロナ前と変わらない気がする。新幹線の自由席特急券と乗車券を買い、土産を買ってホームへ。久しぶりに住よしの立ち食いきしめんを食べようとしたら、なんと10人以上並んでいるではないか。結局15分くらい待たされてからかき玉きしめんを食べた。ずいぶん久しぶりだが、美味しかった。

名古屋19時06分発ののぞみ246号は1号車自由席の乗車率60%くらい。日曜日の夕刻とは言え、なかなかの混みようである。3人がけの通路側に人がいる窓際席が空いていたのでそこに座った。

こうして今回の鉄旅は終わりを告げた。それにしても先月の岡山と比べてずいぶん人流が戻ってきたように感じる。このままコロナ禍が収束してくれるとよいのだが。

今回は南海、近鉄などの秘境駅6駅で下車した。牛山隆信氏の秘境駅ランキングは従来200位まであったが、2021年度ランキングは185位までになった。そのうち117駅が訪問済となった。

写真は家城ですれ違うキハ11形気動車 (2021年11月7日撮影)。

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家城駅舎 (2021年11月7日撮影)。

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伊勢鎌倉駅に着いたキハ11形気動車を後方から撮る(2021年11月7日撮影)。

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伊勢鎌倉駅ホーム・松坂方面を見る(2021年11月7日撮影)。

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伊勢鎌倉駅待合室(2021年11月7日撮影)。

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