中国山地の秘境駅めぐり(3)-内名、布原駅

2020年1月10日(金)は芸備線、伯備線の秘境駅5駅で下車してから、姫新線で津山まで行く。早起きして5時にホテルをチェックアウト。新見5時18分発の芸備線・備後落合行き始発快速列車に乗った。キハ120形気動車1両に乗客は私ひとり。外はまだ真っ暗だ。

6時05分の内名(うちな)で下車。列車は乗客なしで出ていった。まだ真っ暗である。日の出は7時15分頃なのでまだまだ先。しかも7時11分には内名駅をあとにしなければならない。明るくなるまでしばしホーム上の小さな待合室で待つ。

内名駅は牛山隆信氏の2019年度版秘境駅ランキングで24位の駅。1面1線のホーム上に待合室がある。ホームの向かいに民家が1軒だけある。

待合室の中には連番のついた記念シートや内名駅の缶バッジが置かれている。落ちない葉っぱ「ヤマコウバシ」のしおりが入ったお守りも置かれていて、いずれも旅の記念に自由にお持ち帰り下さいと書かれている。うれしいお土産。

秘境駅でここまで親切なのは珍しい。地元の人に大切にされている駅なのだ。駅ノートもあったので記入。記念品に対する御礼が多く書かれていた。

ようやく明るくなった6時55分から駅と周辺の写真を撮る。駅のそばには5台ばかりのクルマが停められている。駅に続く唯一の道を下ると100mほどで橋があり、そのたもとに自転車置き場。橋の向こう側には数軒の民家が点在しているのが霧の中に見える。

7時11分発の新見行き普通列車に地元の高校生3人とともに乗り込む。行きは暗くて景色が見えなかったが、内名から備後八幡とその次の東城にかけて、このあたりはずいぶん山深い。最後尾から写真を撮ると線路と川しか見えない。

次第に高校生が増える。備中神代(びっちゅうこうじろ)で伯備線に合流して、次の布原(ぬのはら)に着いた頃には40人くらいになっていた。8時02分の布原で私ひとり下車。布原駅は伯備線上にあるが、芸備線乗り入れの列車だけが停まり、伯備線の列車はすべて通過する。

布原駅は2面2線の千鳥状ホームがあるが、上り下りとも1両分の長さしかない。待合室はなくベンチすらない。この駅では82分待ちなのだが、すわる場所もない。駅周辺には民家が3軒ほどあるが、谷間にあって秘境度はかなり高いように感じる。

ホームを下りたところのフェンスにプラスチック箱が結束バンドでくくりつけられており、この中に駅ノートがあった。雨に濡れないための工夫ということであろうが、それでもノートはかなり湿っていた。一応記入。

ホームは濡れているので、駅のそばにある集会所の軒下にすわって列車を待った。

布原9時24分発に乗って新見には9時29分に帰り着いた。このあと芸備線の列車は昼過ぎまでないので、その間に伯備線の秘境駅2駅で下車しようと思う。方谷(ほうこく)駅と新郷(にいざと)駅である。

写真は新見駅のキハ120形気動車(2020年1月10日撮影)。

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内名駅ホーム(2020年1月10日撮影)。

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内名駅の待合室内部(2020年1月10日撮影)。

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待合室内部の掲示板(2020年1月10日撮影)。

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内名~備後八幡間の後方車窓風景(2020年1月10日撮影)。

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布原駅の上りホームから新見方向を見たところ(2020年1月10日撮影)。

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新見側から見た布原駅全景(2020年1月10日撮影)。

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