根室本線と留萌本線の駅めぐり(2)-東滝川駅

2019年3月14日(木)のつづき。伊納13時57分発の上り普通列車に私ひとり乗り込む。4駅先の江部乙(えべおつ)で特急通過待ちのため7分停車したので駅舎の写真を撮る。古い駅舎のようだが、赤黄緑に派手派手しく塗られたのはいかがなものかと思う。

滝川には14時38分に着いた。待合室で待っていると15時15分には根室本線東鹿越(ひがししかごえ)行きの改札が始まった。改札口前の1番線にキハ40形気動車1両。

15時28分発車。滝川の町を抜けて15時36分の東滝川で私ひとり下車。2面2線の千鳥状ホーム。跨線橋を渡ると古い木造駅舎がある。昭和25年に改築されたものだそうで、なかなか感じの良い駅舎だ。

広い待合室にはチッキ台の跡も残っている。壁にはサトウハチロー作詞の「めんこい仔馬」の歌詞が掲げられている。「めんこい仔馬」は1940年にコロムビアレコードから発売された童謡で、映画「火垂るの墓」などでも使用されていたそうだがよく覚えていない。

作曲者の二木他喜雄(にきたきお)は札幌生まれでまもなく滝川町に移り、15歳までこの地に住んでいたらしい。駅前には顕彰歌碑も立っていたが、半ば雪に埋もれていた。

二木他喜雄は1926年(大正15年)の新交響楽団(のちのNHK交響楽団)創設時にティンパニ奏者として参加した打楽器奏者でもあったとのこと。

待合室の片隅に「ほろくら驛」と書かれた木板が置かれていた。1913年(大正2年)に開業した時は幌倉という駅名だったのである。1954年(昭和29年)に東滝川駅に改称された。

駅壁には東滝川を紹介するスケッチ画が多数貼られていた。なかなか郷土愛に満ちている。パソコンからプリントした紙を厚紙に貼り付けた8頁ほどの小冊子がぶら下がっていた。史実小説「倖せの駅 幌倉停車場」となっている。作者はほろくら語り部塾・大川隆義。

読んでみると明治の末期に函館本線から根室本線を分岐する駅をどこにするか滝川と砂川で争奪戦があり、滝川が勝ったので幌倉停車場ができたが、砂川から分岐していればここには鉄道が来なかっただろうとのこと。歴史を感じる。

駅前通りをまっすぐ5分ほど歩くとセイコーマートがあった。セコマブランドの新製品「コンソメラスク」を見つけたので買う。最近は同シリーズの「ガーリックラスク」にはまっているが、帰ってから食べてみたらコンソメも美味しかった。ただし他の味より10円高く110円だったのはどういうことだろうか。

写真は東滝川に着いたキハ40形気動車(2019年3月14日撮影)。

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東滝川駅舎(2019年3月14日撮影)。

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東滝川駅舎内部(2019年3月14日撮影)。

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二木他喜雄顕彰歌碑。顕彰歌碑左下の茶色い部分の下に「めんこい仔馬」の歌詞と冒頭の楽譜が彫られているらしいが、雪に埋もれて見えない(2019年3月14日撮影)。

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おまけ・函館本線江部乙駅舎(2019年3月14日撮影)。

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