坂本ケーブルの秘境駅(2)-もたて山駅

2018年9月27日(木)のつづき。「ほうらい丘」から琵琶湖と大津の町を遠くに見下ろしながらケーブルカーは登っていく。14時39分の「もたて山」で私と外国人女性が下車。私以外にも下りる人がいて、しかもそれが外国人女性とは全く意外である。

ここも山の斜面で森に囲まれ、民家はない。ホームは傾斜した木の板。小さな屋根つきベンチの待合所がある。牛山隆信氏による秘境駅ランキング15位の秘境駅である。

駅からは1本の山道が伸びており、500mほど歩いたところに紀貫之の墓があるらしい。かの女性はすぐそちらに向かって山道を歩いて行った。

駅の写真を撮ってから私も歩き始めた。するとすぐに電気鋸を持った二人組の男性と出会った。この先は倒木で紀貫之の墓まで行けないと言う。外国人女性に会ったでしょうと言うと、同じことを言ったが行けるところまで行ってみると答えてそのまま行ったとのこと。それで私もさらに進んだ。

しばらく行くと倒木が現われたが、何とか迂回して通れた。しかしさらにまた別の倒木。跨いで通る。そのうちかの女性が戻ってくるのに出会った。やはり行けなかったとのこと。それでも私は行ってみることにした。確かに倒木が次々と現れるが、木を跨いだり迂回したりして何とか先に進めた。

ようやく紀貫之の墓にたどり着いたが、墓のすぐ脇にも倒木があり、荒れ果てた状態になっていた。

すぐ引き返して「もたて山」駅に戻る。15時06分に着いた。次のケーブルは15時10分発なのでぎりぎり間に合った。

駅にはかの女性がいたが、インターホンしたかと訊くと、時刻表を指してこの時刻に来るんでしょうと言う。いやインターホンでお願いしないと停まらないのだと言って私がインターホンで乗車依頼した。インターホンのことは日本語でしか書かれていないので、外国人にはちと難しかろう。

ケーブルが来るまでに片言の英語でかの女性と少し話した。韓国から来た人で、今回は1週間日本にいる。今日は京都から来て、このあと京都側のケーブルに乗って山を下りるとのこと。このようなレアなルートにも外国人の個人客が来るようになったのだと感慨ひとしお。

15時10分発のケーブルが来たので2人乗り込む。15時11分ケーブル延暦寺。ここも建築時のままのレトロな駅舎がある。駅前からは琵琶湖と大津の町を見下ろすことができる。小雨が降ってきたので、景色は煙っている。

帰りはケーブル延暦寺15時30分発で20人くらい乗っていたが、「もたて山」と「ほうらい丘」で下りる人はいなくて、どちらも停車しないで通過。大津の町を見下ろしながら15時41分にケーブル坂本に帰り着いた。

このあとは京阪電鉄石坂線の駅をいくつか訪問したが、それはまたあらためて。

写真はもたて山駅ホーム(2018年9月27日撮影)。

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もたて山駅待合所(2018年9月27日撮影)。

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乗車時に連絡するためのインターホン(2018年9月27日撮影)。

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紀貫之の墓(2018年9月27日撮影)。

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ケーブル延暦寺駅(2018年9月27日撮影)。

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