マレー鉄道東ルートの旅(8)-コタバルにて

旅の4日目・2017年10月29日(日)のつづき。コタバルのロイヤルゲストハウスに着いたのが14時15分。外はしとしと雨が降っている。スコールであればすぐやむのだろうが、このしとしと雨はしばらくやみそうにない。

コタバルはこのあたりでは大きな町で、ホテルもたくさんある。その中でロイヤルゲストハウスを選んだのは博物館が集まるカルチャーゾーンに位置するからであった。特に戦争博物館を見ておきたい。

コタバルは太平洋戦争で日本軍が最初に上陸した場所である。コタバルへの奇襲上陸は真珠湾攻撃よりも約1時間50分早く開始され、イギリス軍と激戦になった。コタバルが太平洋戦争開戦の地と言える。ここからシンガポールに向けて行軍したのであった。

15時にカサをさしてホテルを出た。ホテルから5分ばかり歩いたところに戦争博物館がある。外庭には飛行機のプロペラ、大砲、装甲車、上陸用舟艇などが展示されている。再現されたトーチカもある。

建物の中に入った。日本人かと訊かれたのでそうだと答えると1RM(約27円)だと言う。博物館の入場料はマレーシア人の大人2RM、外国人大人4RMと入口に書かれていたので、4RM払おうとしたが受け取らない。これは日本人向けの特別価格ということか。くれたチケットはマレーシア人の子供用のものであった。

入口のすぐ脇にはマレー上陸作戦を指揮した山下奉文中将の人形が立っている。その横には潜水艦用機雷が展示されていた。

展示物はパネルが多く、英語が併記されているが文字が多いためなかなか理解しづらいものがある。コタバルでのイギリス軍戦闘配置図や、上陸した日本軍の進軍経路地図などは図だからわかりやすかった。当時の行軍に使われた自転車も展示されていた。

さらに死の鉄路と呼ばれたタイの泰緬鉄道に関する展示もあった。太平洋戦争中この鉄道の建設のために多くのマレーシア人も徴用され、劣悪な建設現場で大勢の人が亡くなったのである。

日本人にとってはいろいろと考えさせられる展示であったが、客は私のほかに誰もいなかった。

戦争博物館を出て町を歩く。夕食はどこかのショッピングモールのフードコートにでも行こうと思っていた。しかしこの付近にはパークソン百貨店や、ほかにもいくつかのスーパーマーケットがあったけれど、どれも古くからあるタイプで、フードコートは設置されていなかった。新しいショッピングモールは歩いて行くにはちと遠い。

センターマーケットという大きな市場もあったが、ここにも食べられる場所はなかった。それで中華街に行くことにした。地球の歩き方に載っている九竜茶餐室というレストランに行ったが、着いたのが5時前で5時半からだと言う。

そこから100mほど歩くと唐人街大碗公というレストランがあって、肉骨茶(バクテー)が食べられると言うのでここで食べることにする。シンガポールの肉骨茶と違って醤油味の黒っぽいスープ。私的にはこちらの方が好みである。ライスと缶コカコーラをつけて13RM(約350円)。

18時にホテルに戻った。明日はコタバルの空港を9時30分に発つエアアジアのフライトでクアラルンプールに向かう。翌朝8時にタクシーを呼んでくれるようフロントに頼んだ。

明日の夜にはクアラルンプールから帰りのベトナム航空に乗ることになる。ホテルのWi-Fiでウェブチェックインしようとしたが、遅すぎてつながらなかった。早めに空港に行ってチェックインすることにしよう。

写真は戦争博物館(2017年10月29日撮影)。

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屋外展示物(2017年10月29日撮影)。

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泰緬鉄道の展示(2017年10月29日撮影)。

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レストラン唐人街大碗公(2017年10月29日撮影)。

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唐人街大碗公の肉骨茶(2017年10月29日撮影)。

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