近畿のローカル鉄道旅(3)-紀州鉄道

旅の2日目2016年8月9日(火)のつづき。紀勢本線の普通列車を乗り継いで御坊駅に着いたところから。

御坊からは紀州鉄道に乗る。紀州鉄道は御坊から西御坊までの2.7kmを走るミニ鉄道だ。紀州鉄道のホームはJR紀勢本線の1番線向かいにある0番線ホーム。駅の名前はJR御坊である。

13時20分頃に入線してきたのはキテツ2と書かれたレールバス。2枚扉のロングシート車。2009年に北条鉄道から譲渡された車両である。2015年6月28日のブログで2006年に北条鉄道を訪れた時のことを書いたが、その時の添付写真に写っているのと同じ車両だと思う。

13時25分に発車。右前席に座る。客は8人。草の生えた線路を時速30kmでコトコト走る。車窓は民家と水田。学門駅に続いて車庫のある紀伊御坊駅に停まると、古いキハ603形気動車が留置されているのが見えた。これは後から見に来なければなるまい。さらに市役所前駅に停まって、JR御坊から全線わずか8分で終点の西御坊に着いた。

西御坊駅は今にも壊れそうな古い木造駅舎で、レトロ感がとても良い。車止めの向こうには錆びついた線路が途切れつつ伸びている。紀州鉄道はこの先の日高川という駅まで続いていたが、1989年に西御坊から先が廃止されたのである。

西御坊からの折り返し列車が発車するのは37分後であるが、ここで待っているより紀伊御坊まで歩いてキハ603形気動車を撮影したい。西御坊駅には10分ほどいただけで歩き始めた。

隣の市役所前駅までは300m、さらにそこから紀伊御坊駅まで600mなので歩いても大した距離ではない。天気が良くて暑いけれど、5分で市役所前駅に着いた。短い屋根つき片面ホーム。ホームの端から西御坊駅に停車中のキテツ2が見える。近っ!!

さらに10分歩いて紀伊御坊駅に着いた。何と有人駅である。切符売り場に女性がいる。断ってホームに入り、キハ603形気動車を撮影する。車内に入れないか訊いてみたが、担当者がいないのでわからないとのこと。たぶん無理だろう。

こうなったら紀州鉄道の全駅訪問をすることにして、次の学門駅までも歩いた。この間も300m。5分ほどで学門駅着。あっさり紀州鉄道の全駅訪問を達成した。学門駅は短い屋根つきの片面ホーム。ホームの隅に学問地蔵というお地蔵さまが祀られていた。

西御坊から折り返してきたキテツ2形気動車に14時14分に乗る。私ともう一人若い男性が乗り込んで客は全部で5人。JR御坊~西御坊間の運賃は180円、学問~JR御坊間だと150円だ。これで営業が成り立つとはとても思えないので心配になる。14時18分にJR御坊に帰り着いた。

写真は西御坊駅(2016年8月9日撮影)。

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市役所前駅(2016年8月9日撮影)。

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紀伊御坊駅(2016年8月9日撮影)。

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紀伊御坊駅に留置されるキハ603形気動車(2016年8月9日撮影)。

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学門駅(2016年8月9日撮影)。

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JR御坊駅0番ホームに戻ってきたキテツ2形気動車(2016年8月9日撮影)。

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