近畿のローカル鉄道旅(2)-紀勢本線

旅の2日目2016年8月9日(火)は松阪から紀勢本線の普通列車に乗り、新宮と紀伊田辺で乗り継いで御坊へ。紀州鉄道で西御坊まで往復。さらに和歌山に出て和歌山電鐵で貴志まで往復してから大津に出て泊まる。紀州鉄道と和歌山電鐵は初乗車である。

早起きして松阪5時20分発の紀勢本線新宮行き普通列車に乗った。この次の列車だと御坊に着くのが2時間遅くなってしまうので朝早いのもやむをえない。元来私は夜型人間なのだが、最近は本数の少ないローカル列車に乗るため早起きすることが増えてしまった。

紀勢本線に乗るのは40年ぶり。列車はキハ25形気動車2両編成。まだ新しい車両だが、なんと3枚扉のロングシート車である。新宮まで3時間半のロングシートはいささかしんどい。

朝早いので客は私だけ。5時30分に多気(たき)に着いたが、ここで14分間停車の間に2両増結。増結車も同じキハ25のロングシート車である。

先頭車の右前の席に座る。ロングシートだが前方の風景が見えるのが唯一の救い。もう一人ビジネスマンらしき男性と2人の客で出発。多気からは山越えで志摩半島の付け根を横断していく。いくつものトンネルを抜けてじわじわ登る。梅ケ谷の先でサミットを越えた。前方はるか下にちらりと海が見える。

ひたすら坂を下って次の駅は海際の紀伊長島。ここで20人くらい乗り込んできたが、4両編成なのでまだまだ空いている。夏休み期間でなければもっと混むのだろうけれど。

紀伊長島の先は左手に太平洋が広がる。朝は逆光になるのが残念。リアス式海岸の険しいルートを走る。次々とトンネルに入る。トンネルを抜けると集落と海。海と山を同時に楽しめるローカル線である。

8時54分に新宮に着いた。ホームに洗面台が残っている。昔は夜行列車で着いた人々が洗面台で顔を洗っていたものだが、今となっては使う人もいないだろう。

9時24分発の紀伊田辺行きに乗り継ぐ。105系の3枚扉電車2両編成。またもやロングシート車である。新宮を出るといきなり太平洋の砂浜、そして岩場が三輪崎まで続く。その後も時折海が見える。紀伊姫の先では左手に橋杭岩がちらりと見えた。

串本から先は順光になるので海がきれいだ。和深(わぶか)という小さな駅で特急とすれ違い。ホームに下りて見下ろすと山に囲まれた小さな入り江が見える。こういう駅で下車してのんびりしたいものである。

11時59分に紀伊田辺に着いた。12時13分発の御坊行きは前面が改造された113系のセミクロスシート電車2両編成。ボックス席は既にいっぱいで、またもや窓を背にしたシートにしか座れなかった。外を見るのに首を曲げ続けていたので、だんだん疲れてきた。

御坊には12時59分に着いた。駅前のローソンでサンドイッチを買ってホームで昼食とした。次はいよいよ紀州鉄道である。

写真は多気駅のキハ25形気動車(2016年8月9日撮影)。

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尾鷲(おわせ)付近の車窓風景(2016年8月9日撮影)。

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新宮駅の105系電車(2016年8月9日撮影)。

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新宮駅ホームに残る洗面台(2016年8月9日撮影)。

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和深駅にて(2016年8月9日撮影)。

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紀伊田辺駅の改造113系電車(2016年8月9日撮影)。

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