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zoom RSS 根室本線の秘境駅めぐり(8)−糸魚沢、上尾幌駅

<<   作成日時 : 2017/04/22 18:17   >>

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2017年4月12日(水)のつづき。尾幌(おぼろ)駅には約1時間半いて、8時55分発の下り列車にひとり乗り込んだ。キハ54形気動車1両。転換セミクロスシート。外は雨。窓が曇ってよく見えない。いちばん後ろに行って厚岸(あっけし)の先の別寒辺牛(べかんべうし)湿原を撮る。このあたりも日本離れした風景で好きなところだ。

9時20分の糸魚沢(いといざわ)で下車。この駅には2カ月半前にも来た。かつては古い木造駅舎があったのだが、それは2年前に撤去されたのを知らずに来てがっかりしたものだ。今回また来るかどうしようかと思ったのだが、季節違いでもう一度来ることにした。花咲線の全駅の写真を同じ時期に撮るためである。

1面1線のホームにログハウスふうの小さな駅舎。2カ月半前は一面の雪景色だったが、今はほとんど雪は残っていない。広い駅前広場は水たまりだらけだ。駅前広場の先の国道沿いに民家が並ぶ。雨なのですぐ駅に戻って駅ノート記入。

糸魚沢9時44分発の上り列車はキハ54の1両。転換セミクロスシート。ひとり乗り込む。客は20人。右前のロングシートに座る。珍しくツルが線路にいてブレーキがかかった。エゾシカもいてブレーキがかかったが、これは珍しくも何ともなくなってきた。

10時18分の上尾幌(かみおぼろ)でひとり下車。3人乗り込んだ。上尾幌駅は2面2線の千鳥状ホームに大きな木造駅舎。開業大正6年12月1日と書かれた札が下がっていた。

広い待合室には駅舎の模型が置かれている。古い木の長椅子もあって懐かしい雰囲気を残している。この駅は花咲線の中でも最も昔っぽさを残す古き良き駅舎である。

トイレは別棟になっているが、きわめて古い木造で便所と呼ぶのがふさわしい。昔はどこにでもあったが今やどこにも見つけられなくなった懐かしい造り。内部はきれいに清掃されている。セメントの床に白い便器、個室の木の扉もいかにも古い。この便所も大変気に入った。

駅前には数十軒の民家が立ち並ぶ。郵便局やヘアーサロンもあった。自販機もあったが、冷たい飲み物だけだった。

駅に戻り駅ノート記入。4月に入って一人目だ。3月にも3人しか書いていない。雨は少し小降りになってきた。静かだ。広い待合室で駅ノートを読んで過ごした。

11時39分発の下り列車はキハ54転換セミクロスシートの1両。50人くらい乗っていて、既に6人ほど立っている。それで私も前のデッキ部に立った。

上尾幌を出てすぐエゾシカと遭遇。その後も次々と遭遇する。隣に立っていた女性が「シカが多いですね」と言ったのをきっかけに少し話をした。この人は秘境駅をまわっているらしく、今回の旅で最初にして最後に会った同業者であった。

北海道も花咲線以外はすべて行ったとのこと。私が宗谷本線の雄信内(おのっぷない)が好きだと言うといいですよねと返ってくる。彼女が飯田線もいいと言うので、こちらも小和田(こわだ)はいいですねと返す。同業者でないと何の話かわかるまい。

もっといろいろ話したかったのだが、12時18分には茶内(ちゃない)に着いてしまった。私はこの駅で下りなければならない。彼女は根室まで行くと言うのでここでお別れした。私が花咲線の全駅下車中だと話したので、がんばってくださいとエールをもらった。

写真は厚岸→糸魚沢間の後方風景(2017年4月12日撮影)。

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糸魚沢駅(2017年4月12日撮影)。

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上尾幌駅(2017年4月12日撮影)。

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上尾幌駅の便所(2017年4月12日撮影)。

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上尾幌駅便所内の懐かしい造り(2017年4月12日撮影)。

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